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間違った生活保護の知識~女性の貧困は見つけづらいのは本当

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まず、はじめにわたし自身は、生活保護への偏見は無く、必要な人にちゃんと行き渡ればいいなと思っています。

さて、わたしは時々ボランティアをするのですが、そこで必ず上がってくる話があります。毎回同じ論議になるので
「また?」と思ってしまうので、ここで書きたいと思います。

それは、
「あの人貧困なの?そうは見えない」ということです。

  • きれいな服を着ているし
  • コンタクトレンズをしているし
  • お化粧してるし
  • 知的に見えるし

「わたしたちよりもいい生活をしているように見える」と言うのです。
そして、身ぎれいな困っている人よりも、いかにも困っている人を積極的に助けようとしてしまいます。

ですが、わたしはむしろこう思うのです。
必死であがいているからこそ、身ぎれいにして、自力で立ち上がろうとしているんだよって。

SOSを出している時点で、だいぶ困っていると考えたほうが自然でしょう。

身ぎれいな服の内訳

きれいな服のでどころは?

それは古着です。今どき200円でも買えるんです。200円で新品だって買えちゃいます。高くても800円ぐらいです。

昔は、貧困者は解りやすくぼろを纏っていました。でも、今は服装では見分けが付けられなくなっています。

そして、今どきの女性は自分に似合う物を良く知っています。だから、身ぎれいで知的で裕福に見えます。そして、それぐらい身ぎれいにしておかないと、何かと不便な世知辛い世の中なんです。

ボランティアの中心世代である60代の女性のころと比べて、人は見た目で判断されていると感じます。

コンタクトレンズは安いんです!

コンタクトレンズのような数万円する高価なものをしていると、おばあちゃんたちは言いますが、今どきコンタクトレンズはアマゾンで1300円で買えます。処方箋も要りません。なので、さほど高いものではありません。

お化粧品だって安い

昔はちふれしか、安い化粧品は無かったかもしれませんが、今は数千円の化粧品と数百円の化粧品では、むしろ研究されつくされた数百円の化粧品のほうが、優秀なぐらいです。
それほどに、お化粧品は進化しているので、貧困女性でも紅ぐらい引いています。

一番怖いのは、本人が貧困だと気が付かないこと

ここでちょっとわたしの話ですが、わたし自身もけっこうな安月給で働いてきたと思います。
お給料8万円の中から、家賃4万円を払い、残りの4万円で生活していました。一応安物の服は持っていましたが、なんと布団を持っていませんでした。
そしてそれが、ごく当たり前だと感じ、
「みんなこんな風に頑張っているんだから!」と何の苦痛も感じなかったのです。この感覚は麻痺しているのであって、とてもよくない感覚です。

「キャンプみたいで楽しい!」わたしはもともと性格がお気楽なのもあって、自分の貧困に全く気が付きませんでした。
これでは生活保護のほうが、良い暮らしですね。

で、何が言いたいかというと、身ぎれいな女性たちは、その分生活の何かを削っているってことが言いたいです。それも、みんなが思いつかないような、とんでもない部分を削っていたりします。

食費を削るとかは、容易に想像できますが、それ以上のところを削っていますよ。

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